香港人のソウルフード、チャーシュー。前回紹介したホテルスタイルのチャーシューに比べて、今回は庶民的な香港のローカルレストランの味のチャーシューをご紹介します。
ホテルスタイルの前菜に出てくるチャーシューよりも甘さは控えめで、ごはんとの相性がいいので、ランチや夕食にご飯に乗せて食べることが多いです。もちろん、青梗菜を添えて色よく。香港のローカルレストランではどこにでもある定番メニューです。
お持ち帰りを頼むと、高速で準備をするところがとても香港らしくて見ているのが大好きでした。発泡スチロールや紙でできたシンプルなお持ち帰り用お弁当箱がローカル感満載。炊き立てのアツアツなごはんがたっぷり入り、外からも見えるところに吊り下げられているチャーシュー肉が手早く切り分けられ、ごはんに乗せられます。青梗菜をチョロッと乗せるのが、さらにチャーシューを目立たせます。
おうちではお持ち帰り風にシンプル箱には詰めていませんが(笑)、本場の味と豚肉のしっとりと柔らかい食感が簡単に再現できます。
そんなローカルなチャーシューですが、コッテリとしたのをそのまま食べるよりもサッパリさせる方が好きなので、ブラッドオレンジのオリーブオイルを使っています。少し入れるだけで、チャーシュー全体を軽く仕上げることができます。

What Are The Ingredients? 何が入っているの?
・豚肉(肩ロース)
・海鮮醤
・甜麵醬
・醤油
・紹興酒
・塩・コショウ
・砂糖
・Laconiko ブラッドオレンジオリーブオイル
・オイスターソース
・にんにく
・生姜
・五香粉
Tips & Tricks コツ
☆ 焼くときに、肉を何回かオーブンから取り出してソースを塗ることで、つやが出て色も味も良くなりますよ。
☆豚肉を選ぶときには、ある程度脂肪がついているものの方が柔らかく出来上がるのでオススメです。

Recipe レシピ
Ingredients 材料(4人分)
豚肩ロース 600g
塩 2つまみ
白コショウ 少々
ブラッドオレンジのオリーブオイル 小さじ1
海鮮醬 大さじ2
オイスターソース 大さじ2
五香粉 少々
紹興酒 40mL
にんにく 1片
砂糖 大さじ2
醤油 小さじ1
甜麵醬 小さじ1
生姜スライス 2~3枚
Directions 作り方
1.豚肩ロースを幅2~3cmになるように縦半分に切る。
2.1に塩・コショウを振る。
3.大きなボウルに残りすべての材料を混ぜ合わせる。2をボウルに入れてソースを全体的によく絡める。40分ほど漬け込む。漬け込みが終わったら、肉を天板に並べて、残りのソースはそのままボウルに取っておく。
4.160℃に予熱したオーブンに3を入れて、20分焼く。一旦取り出して、ボウルに入っているソースを塗り付ける。
5.再びオーブンに入れて20~30分、火が通るまで焼く。ごはんと青梗菜と一緒にお皿に盛り付けて、完成~!

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